&AI、特許訴訟を自動検知する新機能を発表
2026年3月5日 (木)
- •&AIがデータエンリッチメントを活用し、特許訴訟の提起をリアルタイムで特定する「Opportunities」フィードを公開
- •過去の訴訟パターンに基づき、予測分析を用いて案件と弁護団を最適にマッチングする機能を搭載
- •業務開発プロセスを自動化することで、弁護士による膨大な非請求時間の削減を目指す
特許法における従来の業務開発(ビジネスデベロップメント)プロセスは、極めて非効率であることで知られている。高額な訴訟案件を扱うチームであっても、案件獲得に向けた準備のために、収益に結びつかない「非請求時間」が年間数千時間も費やされることが常態化していた。
通常、特許弁護士は毎日、膨大な新規の裁判書類を手動でスキャンし、潜在的な提案案件について技術的な実現可能性を分析することに多大な時間を割いている。リーガルテックの新興企業である&AIは、こうしたボトルネックを解消するため、訴訟の発見と分析を自動化するリアルタイムフィード「Opportunities」を立ち上げた。
このプラットフォームは、電子申立てが行われてからわずか5分以内にアラートを配信する。これにより、法律事務所はクライアントに対する新たな脅威へ即座に対応することが可能になる。また、単なる通知機能にとどまらず、生データに付加情報を付与する「データエンリッチメント」技術を駆使し、事務所スタッフと被告企業の社内弁護士との間のLinkedIn上のつながりまで可視化する仕組みだ。
さらに、過去の和解率や標準的な訴訟期間といった行動パターンを分析することで、特定の案件が今後どのように展開するかを予測できる。関連する特許や対象製品の特定を効率化することにより、これまで収益を生まなかった調査時間を、確実な収益源となる案件獲得へと転換させる狙いがある。