ユビキア、AIスマートシティ基盤に1.06億ドル調達
2026年2月24日 (火)
- •ユビキア(Ubicquia)が1億600万ドルのシリーズD調達を完了し、AIスマートシティとグリッド基盤を拡大する。
- •資金は公共安全・交通管理向けのUbiHub AI+およびUbiScoutビデオ解析の支援に充てられる。
- •1,000以上の自治体が同社のセンサーを活用し、エネルギー効率とセキュリティを向上させている。
スマートシティ技術を展開するユビキア(Ubicquia)は、都市環境や公共インフラへのAI導入を加速させるため、1億600万ドルのシリーズD資金調達を実施した。フロリダを拠点とする同社は、既存の街路灯や電柱に高度なセンサーとソフトウェアを統合し、標準的な都市設備をリアルタイムのデータ分析が可能な「インテリジェント・インフラ」へと進化させている。
今回の投資は、主に交通や公共安全向けの分析サービスを提供する「UbiHub AI+」の開発に充てられる予定だ。あわせて、ナンバープレート認識やライブ配信機能を備えたAIビデオ機器「UbiScout」の強化も進められる。これらのシステムにより、警察や都市計画担当者は車両の走行パターンをより効果的に監視できるようになり、自治体は事後対応から、データに基づいた先制的な意思決定へと移行することが可能になる。
さらに、この技術はエネルギー需要が変動する中での「グリッド・レジリエンス(電力システムの回復力)」向上にも大きく寄与する。変圧器や電柱を監視することで、故障が発生する前に予兆を検知し、運用コストを大幅に削減できるからだ。都市の成長管理において客観的なデータが重視される中、同社のインフラ提供モデルは、より効率的で自動化された都市管理への拡張可能な道筋を示している。