Locus Robotics、AMR導入でStaplesの生産性を倍増
2026年2月16日 (月)
- •Staples CanadaがAMRを導入し、倉庫の生産性を1時間あたり42個から82個へとほぼ倍増させた。
- •Locus RoboticsのRaaSモデルにより、季節ごとの需要変動に合わせたロボット台数の柔軟な調整が可能になった。
- •自律走行搬送ロボットの活用により、サイクルタイムが70%短縮されたほか、従業員の満足度も向上した。
Staples Canadaは、固定式のコンベアから流動的なロボットエコシステムへと移行することで、築30年、広さ14万平方フィートのフルフィルメントセンターを再生させた。Locus Roboticsの自律走行搬送ロボット(AMR)を導入したことで、施設は現代のオムニチャネル需要に即応できるネットワークへと変貌を遂げた。この移行は生産を止めることなく進められ、ロボットは既存のフロアプランを学習しながら倉庫管理システムとリアルタイムで直接同期したのである。
この導入結果は、従来の産業指標を大きく塗り替えるものとなった。生産性は1時間あたり42ユニットから82ユニットへと急上昇し、サイクルタイムは70%も短縮された。さらに、RaaS(Robots-as-a-Service)モデルを採用したことで、Staplesは投資対効果に「柔軟性」という新たな基準を持ち込んだ。新学期シーズンのような繁忙期にはロボットを増強し、閑散期には削減できるため、固定設備に伴う巨額の資本支出を回避できるようになった。
今回の変革は、自動化における「人間」の要素も浮き彫りにしている。重いカートを押し、広大な通路を何マイルも歩くという肉体的負担をロボットが肩代わりすることで、スタッフは正確性と業務フローの管理に集中できるようになった。労働市場が競争激化する中、このアプローチは従業員の定着率向上にも寄与している。Staplesのサプライチェーン最高責任者であるポール・ジャンベラルディーノ(Paul Giamberardino)は、真の価値はレジリエンス、つまり大規模な工事を伴わずに予測不能な需要へ適応できる能力にあると強調した。