SKハイニックス、AI人材獲得に向け幹部を刷新
2026年4月6日 (月)
- •SKハイニックスがグローバル人材組織を新設し、副社長に朴漢ウルを任命
- •「フルスタックAIメモリクリエイター」というビジョンの達成に向け、グローバル人材戦略を強化
- •米国インディアナ工場など、世界的な研究拠点拡大に伴う人材配置の最適化を推進
AI市場の競争が激化する中、半導体企業にとって技術力と同等に重要なのが人材戦略だ。SKハイニックスは、グローバル人材戦略を主導する新たな幹部として朴漢ウル副社長を任命し、組織改革に乗り出した。朴副社長は20年にわたり人事戦略と制度設計を専門としてきた人物であり、同社のグローバルな事業拡大を支える重責を担う。
朴副社長は、人材獲得を単なる採用業務ではなく、企業の持続可能な成長を左右する核心戦略であると定義している。これは、技術的リーダーシップを確保するために優秀な人材を適材適所に配置し、彼らが存分に能力を発揮できる環境を構築するという決意の表れである。同社は現在「フルスタックAIメモリクリエイター」というビジョンを掲げ、設計からパッケージング、ソリューションに至るまで、メモリ半導体の全工程を網羅する統合的なアプローチで競争力を高めている。
また、朴副社長はSKグループの経営哲学であるVWBE(自発的・意欲的な脳の活用)を強調した。単に経歴が華やかな人材ではなく、当事者意識を持って業務の本質を追究できる人材を重視するという基準を提示している。形式にこだわらず、実質的な成果に直結する人事システムを構築することで、グローバル市場での技術的優位性を維持することが彼の狙いだ。