SandstoneとLECG、法務DXの自動化で提携
2026年3月3日 (火)
- •SandstoneがLegalEng Consulting Group(LECG)と提携し、大企業向けのAIネイティブな法務運用を拡大する。
- •法務運用のエキスパートであるメアリー・オキャロル(Mary O’Carroll)がアドバイザーとして就任し、AIコントロールタワーの構築を支援する。
- •Sandstoneのプラットフォームは10分以内にAIエージェントを配備し、受付業務や契約書の修正を自動化する。
リーガルテックの分野では、単純なチャットボットから包括的な管理システムへと大きな転換が起きている。自らを「リーガル・コントロールタワー」と称するSandstoneは、LegalEng Consulting Group(LECG)との戦略的パートナーシップを発表した。この提携は、社内法務チームにおける自動化プロセスの導入を加速させ、高度なソフトウェアと大企業の複雑なサービスニーズの間のギャップを埋めることを目的としている。
提携において特に注目すべきは、業界のベテランであり著名な法務運用の専門家であるメアリー・オキャロル(Mary O’Carroll)がアドバイザーとして参画したことだ。Sandstoneは、Ironcladの元スペシャリストたちによって設立されたコンサルティング会社であるLECGと連携することで、従来の契約ライフサイクル管理(CLM)プロバイダーから市場シェアを奪う構えを見せている。彼らが目指すのは、これまでにないスピードとデータ主導の洞察に基づいて機能する「AIネイティブな法務部門」の創出だ。
技術面において、Sandstoneのプラットフォームは迅速な導入能力で他社と一線を画している。このシステムを利用すれば、法務チームは10分足らずで特定のタスクに特化したAIエージェントを立ち上げ、大量の受付選別や契約書の一次修正(レッドライニング)などの業務を処理できる。これらの運用プロセスをより広いビジネスコンテキストに直接統合することで、自動化されたドラフティングが企業のベストプラクティスから逸脱しないよう保証している。このような統合は、AIを企業法務の運用基盤に直接組み込むという、拡大しつつあるトレンドを象徴している。