OpenAI、月額8ドルの新プランと広告導入を発表
2026年1月25日 (日)
- •OpenAIが、ChatGPTの無料版および新プラン「Go」に広告を導入。グローバルな普及を加速させる。
- •月額8ドルの「ChatGPT Go」をリリース。手頃な価格設定でパワーユーザーの獲得を狙う。
- •サブスクリプションの各プランで、1万6000から12万8000トークンの異なるコンテキストウィンドウを設定。
OpenAIはビジネスモデルを大きく転換し、ChatGPTの無料プランと新たに開設された「Go」プランに広告を導入する。この戦略の目的は、高度な言語モデルへの参入障壁を下げることにある。高額なサブスクリプション料金を支払わずに利用したいユーザーに対し、広告収益によって運用コストを補填する形だ。
広告の導入には懸念も予想されるが、OpenAIは、広告が明確にラベル付けされ、AIのコアロジックからは完全に独立していると強調した。これにより、チャットの回答結果が特定のスポンサー企業へ有利になるよう誘導されることはないという。
今回の展開に合わせて、月額20ドルのPlusプランの安価な代替案として、月額8ドルの「ChatGPT Go」が登場した。この基盤モデルへのアクセスは、まずインドで試行された後にグローバル展開されたもので、購買力の異なる多様な市場を取り込む狙いがある。ただし、最新の「GPT-5.2 Thinking」モデルの制限や、複雑なエージェンティック・タスク実行時のメモリ容量については、依然として不透明な部分が残る。
技術的な差別化は、一度に処理可能なデータ量を示す「コンテキストウィンドウ」に顕著に現れている。無料版は1万6000トークンに制限されるが、GoとPlusは3万2000、Proプランは12万8000トークンにまで拡張される。OpenAIは処理能力や「アテンション(AI記憶の持続時間)」を商品化しつつ、ブランド特化型の対話型botなど、革新的な広告フォーマットを模索している。