Notion、日本と韓国でデータレジデンシーを提供へ
2026年4月6日 (月)
- •Notionが2026年5月より、日本と韓国のエンタープライズ顧客向けに国内データレジデンシーを開始する。
- •データはAWS上に保存され、ISO 27001やSOC 2といった厳格な国際的コンプライアンス基準に準拠する。
- •企業におけるセキュリティ懸念を払拭し、AIエージェントの安全な導入を支援することが狙いである。
多くの企業組織にとって、AIへの移行は単なる機能の問題ではなく、コンプライアンスの問題である。NotionのようなAI統合型ツールが組織のワークフローの中核となるにつれ、機密情報がどこに保存されているのかを精査する企業が増えている。Notionによる日本と韓国でのデータレジデンシーの開始発表は、こうしたデジタル主権に対する需要に直接応えるものだ。
エンタープライズ顧客がデータを特定の地域内に保持できるようにすることで、Notionは、各国の厳格なセキュリティポリシーやデータ管理要件に縛られる企業にとっての大きな障壁を取り除く。AWSのインフラストラクチャ上で動作することで、ページコンテンツ、ファイル、検索インデックスは現地に留まり、ISO 27001やSOC 2 Type IIといった厳格な基準が守られる。
今回のインフラ整備は、単なるコンプライアンス対応以上の意味を持つ。企業が「カスタムエージェント」のようなAI機能を活用し始める中で、データプライバシーは信頼の基盤となる。AIシステムが利用する入力データやナレッジベースが地域の保存要件を遵守していることを保証することで、Notionはこれらの主要市場において、より安全なAI導入のための地盤を固めている。