グーグルが試験対策用Gemini 3新機能を発表
2026年2月14日 (土)
- •グーグルがThe Princeton Reviewと提携し、Gemini 3でSATやJEEの公式模擬試験の提供を開始した。
- •新インターフェース「Canvas」により、学生とAIがリアルタイムで執筆やコーディングを共同作業できるようになった。
- •PDFやノートをAIが進行する対話形式の音声学習セッションに変換できるようになった。
グーグルは、Gemini 3を新学期に向けた包括的な学習パートナーと位置づけ、単純なチャット機能を超えた学生向けの専用機能を展開している。特に、教育サービス大手のThe Princeton Reviewとの提携により、Gemini上でSATやJEE Mainの模擬試験がフルサイズで受講可能となった。単に正解を教えるのではなく、診断スコアリングや段階的な解説を提供することで、学習者の知識の欠落を特定する構造化された家庭教師のような役割を果たす。
注目すべき追加機能である「Canvas」は、学生が論文の推敲やコードのデバッグ、プレゼンの構成作成をAIと並行して行える専用のワークスペースだ。ブラウザ上でリアルタイムにプロトタイプ作成や校正ができるため、より円滑な創作プロセスを支援する。また、聴覚学習者向けの「Audio Overviews」は、密度の高い講義ノートや論文を2人のAIホストによるポッドキャスト形式の対話に変換し、復習をよりダイナミックなものにする。
これらの更新は、手書きのワークシートや複雑な図解を視覚的に認識するマルチモーダル機能の広範な展開を強調している。利用を促進するため、対象となる大学生には、Gemini 3 ProやNotebookLMが利用可能な「AI Pro」プランを1年間無料で提供する。グーグルはこの戦略を通じて、AIが日常的になる将来の職業環境を見据え、学生のワークフローに自社ツールを深く浸透させる狙いだ。