Google、CourseraでAI専門資格講座を開設
2026年2月20日 (金)
- •GoogleがCourseraで実践的な生成AIスキルを習得できる「AIプロフェッショナル認定証」プログラムを開始した
- •米国の中小企業には無償で提供され、受講者には「Google AI Pro」の3ヶ月間無料アクセス権が付与される
- •全7コースのカリキュラムで、データ分析、コンテンツ制作、独自のAI自動化ツールの構築までを網羅している
Googleは、基礎知識の習得から実務レベルへの実装を目指す「AIプロフェッショナル認定証」をCourseraで公開した。すでに同プラットフォームの生成AI関連コンテンツには約300万人が登録しているが、今回の新プログラムはGoogleの最新モデルを活用した実践的な応用に重点を置いている。受講者には「Google AI Pro」への3ヶ月間の無料アクセスが提供され、学習した内容を即座に実際の技術で試行できる環境が整っている。
カリキュラムは戦略的に構成された7つのモジュールからなり、単なるプロンプト・エンジニアリングの習得に留まらず、職場での複雑な課題解決にまで踏み込んでいる。受講生はGeminiやNotebookLMといったツールを駆使し、データ分析の自動化やリサーチの要約、さらには自然言語を用いた独自のAIアプリケーション構築を体験する。この「実践による学習」アプローチにより、参加者は業務フローにAIを統合する能力を証明するポートフォリオを手にすることができる。
また、Googleはこの教育機会を米国内の中小企業へ無償で提供し、経済的インパクトの最大化を図っている。現在、求人の半数以上でAIスキルが求められる一方で、実際にこれらのツールを活用している労働者は4割にとどまるという調査結果もある。Googleは参入障壁を下げることでAIリテラシーを民主化し、AIのリスク管理やアウトプットの評価を人間が適切に行える次世代の労働力を育成したい考えだ。