Anthropicが300億ドル調達、評価額3,800億ドルに
2026年2月13日 (金)
- •GICとCoatueが主導するシリーズGで300億ドルを調達し、評価額は3,800億ドルの大台に乗った。
- •年間換算収益(ランレート)は140億ドルに到達し、3年連続で前年比10倍の成長を達成している。
- •開発支援ツールClaude CodeはGitHubの全公開コミットの4%を担い、単体で年間収益25億ドルを記録した。
Anthropicは300億ドルという巨額のシリーズG投資を確保し、評価額を驚異的な3,800億ドルまで引き上げることで、AI経済の要としての地位を確固たるものにした。GICやCoatueが主導した今回の資金調達ラウンドは、グローバル市場における機関投資家の信頼が劇的に高まっていることを如実に示している。わずか3年足らず前に最初の収益を上げて以来、同社は年間換算収益140億ドルの規模まで急成長を遂げており、これは毎年10倍のペースで拡大を続けている計算だ。
同社の財務責任者を務めるクリシュナ・ラオ(Krishna Rao)氏によれば、今回の増資はビジネスに不可欠なツールとしてClaudeに対する企業の需要が膨大であることを反映しているという。特に今回の財務的な節目で際立っているのが、ソフトウェア開発に特化したツールであるClaude Codeの躍進だ。最近リリースされたばかりであるにもかかわらず、すでに年間25億ドルの収益を上げ、GitHub上の全公開コードへの寄与率も約4%に達している。これは、単なるコードの断片を提案するのではなく、複雑な開発タスクを能動的に管理するエージェンティックAI(自律型AI)へのシフトを象徴している。
また、Anthropicは最新モデルOpus 4.6の投入により、金融分析や法務文書作成といった高度な知的労働の領域にも進出を加速させている。AWS、Google Cloud、Azureの主要クラウドプラットフォームすべてで展開することで、Fortune 10企業を含む広範な顧客へのアクセスを確保した。さらに、医療分野でのHIPAA準拠を実現するなど、エンタープライズAIにおける不可欠なインフラを提供するという同社の野心はより鮮明になっている。